黒城に続いてザキラ様について。
私が最初にザキラ様に会ったのは幽の正体が判明した時なので 多分小学生の終わりごろか、中学生になったときでしょう。
その当時のザキラ様の食卓のシーンが印象的だったのを覚えています。
アッシュがデュエルで優勝したときに一瞬見せた愛情と冷酷さを見て、「私の知っている悪役と何かが違う…」と思いました。しかし、弟が購読を止めたのはその直後。以後、数年間ザキラ様の素顔を見ることはありませんでした。
そして数年後、再びデュエマにはまった私は1、2冊づつブックオフで買いながら読み進めてきていました。先程の食卓シーンも覚えてる…と思いながら読み進み、無印最終巻、ローブを脱ぎ捨てたザキラ様の長髪、礼儀を忘れない気位の高さ、腕を失うこともいとわない執念深さ、クライマックスに向かったときの顔芸に、この人いいかも…と思いました。その一方でなんでこの場に黒城とかいないんだよぉ!とか思ってましたね。
その後黒城がガリガリの栄養失調状態という素晴らしい状態で再び登場し、死神の誕生という傑作があり、その後またまたぱったりと出番がなくなって、「黒城ー!どこだー!」と言っていっていました。
そしてあまりにも黒城が登場しないせいか、ザキラ様の肉体美やテンションにじわじわと惹かれてきました。
そして10巻。手足がなくなり、髪の毛も失い、顔の半分近くを失い、それでも悪のカリスマ性を失わないザキラ様。これで黒城とは完全に違う、ザキラ様に魅力に落とされました。
更に拍車をかけたのが11巻の天使ザキラ様と、番外編のHDM強奪。髪の毛が羽となったザキラ様の美しさときたら!神の炎に焼かれ、その身を焼かれながらもそれをいとわない執念深さときたら!
その頃になると、大先生のザキラ様への思い入れが大きくなったのか、コマによっては顔のしわや筋肉、髪の毛など書き込みも多くなり、そのことも相まってか私はザキラ様が好きになりました。
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